2020年6月28日日曜日

【COVID19銘柄】6月26日の全面的な下げ相場で、上昇したジム・クレイマーCOVID19銘柄



6月26日の全面的な下げ相場で、上昇したジム・クレイマーCOVID19銘柄(厳密には他のジムの好きな銘柄も含まれますがまあ概ねということで・・・)を取り上げます。

ただでさえ上昇基調のCOVID19銘柄ですが、下げ相場で上げたとすると本気で強い銘柄といえます。

こういう下げ相場でこそ輝く銘柄は「本物」といえます。

すさまじいPSRやPERの水準に、手をだしかねている方も多いのではないかと思います。

そのうち、丁寧に今日の「強い」「本物」のCOVID19銘柄を詳細に分析したいと思いますが、今日は銘柄の動きだけ紹介しておきます。


さて、6月26日の全面的な下げ相場、市場に連動するETFの動きをみてみましょう。


6月26日相場全体の変動率

S&P500はマイナス2.4%、QQQはマイナス2.4%、VGTはマイナス1.9%と、すべてマイナスの下げ相場でした。




ジムクレイマーCOVID19銘柄で上昇した銘柄

このところの上昇基調のCOVID19銘柄(厳密にいうとステイアットホーム銘柄等も含んでいます)の中でも下げ相場であげた銘柄は次の17銘柄です。




ファストリー、ドキュサイン、リヴォンゴ・ヘルス、リングセントラル、イーベイ、エバーブリッジそしてトゥイリオあたりは本当に強い動きです。

ヤフーによれば、各会社の概要は次のとおりです。


1 FSLY

ファストリーは米国のエッジクラウド・プラットフォーム運営会社。ウェブサイトおよびアプリケーション配信用に設計されたプログラミングが可能なプラットフォームを提供・・・

2 DOCU
ドキュサインは米国のIT・ソフトウェア企業。主にクラウドベースで、電子署名のソフトウェアや関連サービスを提供・・・

3 LVGO
リヴォンゴ・ヘルスは米国のバイオテクノロジー企業。高血圧や糖尿病などの慢性疾患を日常的にデータ管理・分析することで、健康的な生活スタイルの維持を目指すデジタルヘルスプラットフォームの開発・提供に従事・・・
・・・・・・

続き、もしくは、詳細データは次のnoteで!!!

目次
6月26日相場全体の変動率
ジムクレイマーCOVID19銘柄で上昇した銘柄
COVID19上昇銘柄の概要
COVID19上昇銘柄の年初来リターン、1年プライスリターン、PE Ratio/PEG Ratio/PS Ratio
COVID19上昇銘柄のPS Ratioと売上予測
COVID19上昇銘柄のEPS予測

COVID19上昇銘柄のPER予測

【VOOやめとけ】S&P500ETF VOO/SPY/IVVはやめてQQQにしとこうか!?

VOO/SPY/IVVファンの皆様、すいません。あらかじめ謝罪いたします。

本日は、米国株投資家の中でも人気の高い、S&P500インデックスに連動する海外ETFのVOO/SPY/IVVですが、それらをやめて投資するならQQQ(Invesco QQQ Trust)にしとこかという内容です。
米国株界隈では、VOO・SPY教信者とか高配当株ETF教信者の方が多いので、発信するのもちょっと怖いのですが、一つの意見・見方として冷静にみていただければと思います。
なぜ、QQQなのか?次の3つのことを根拠にしています。
1 S&P500を大きく上回る投資パフォーマンス(トータルリターン)

2 S&P500には不良(毒饅頭)セクターが多く含まれる
3 2010-19各年のトータルリターンの落ち込みはS&P500の方が大きい
特に2と3についてふれている記事はあまり見ないと思いますので、貴重な内容だと思います。
さて、それでは3つの根拠を説明していきます。


S&P500を大きく上回る投資パフォーマンス(トータルリターン)

QQQの投資パフォーマンスの良さについては多くのブログやyoutube動画で紹介されていますのでよく認識されているかたも多いとおもいます。
ここでは日本の証券会社が取り扱っている海外ETFの総合ランキングで、QQQの投資パフォーマンスの凄さを確認してください。
投資パフォーマンスは、一般的に年率平均トータルリターンを表示することが多いと思いますが、それではなかなかぴんときませんので、10年前に投資した1000万円が現時点でいくらになったかという数字を示します。
なかなか「なまなましくて」実感わきますよ。
さて、次の表では、海外ETFの10年の期間での年率平均トータルリターンと、1000万円がいくらになったかを確認してください。
SPYが10年で1000万円が3640万になったことになるのにたいして、QQQが10年で1000万円が?万円になった計算です。
わずか10年で?000万円弱の大きな差を生んでいます。

出所:「MyIndex」のデータから著者作成。年率平均リターンは円ベース、2020年5月末時点。
いやはや驚異的なリターンです。

QQQがどのようなETFなのかは星の数ほど、他のブログなどで紹介されていますので、このnoteではふれません。
5年の運用パフォーマンスも、参考までに株価チャートで見ておきましょう。VT、SPY、QQQ、VGTで比較してみました。
株価チャート
ちなみに、VTはVanguard Total World Stock ETFで、全世界の株式に時価総額加重平均で投資するETFで、海外ETF界隈では、人気が高いETFです。
VGTは、バンガード・米国情報技術セクターETFで、情報技術セクターのインデックスに連動するETFです。

株価チャートをみると、わずか5年でもS&P500 とQQQでは倍の差がついていることに驚きます。

このように、あなたが選択するインデックスや海外ETFにより5年後・10年後に大きな差を生みますので、的確な投資知識を得ることが重要です。

S&P500には不良(毒饅頭)セクターが多く含まれる

さて、ここからはS&P500 の構成セクターとそれらのセクターパフォーマンスを確認していきます。
ここでは、いかにS&P500に、投資パフォーマンスを下げるセクター(毒饅頭セクター)が含まれているかを確認いただきます。
まず、S&P500 の構成セクター
SP500構成セクター
出所:etf.comでのSPY組入セクターのデータをもとに著者作成
SPY組入セクター
Technology 31.37%
Healthcare 15.25%
Consumer Cyclicals 13.14%
Financials 13.03%
Industrials 8.42%
Consumer Non-Cyclicals 7.23%
Utilities 3.27%
Energy 2.95%
Basic Materials 2.37%
Telecommunications Services 2.11%
ちなみに、各セクターの意味はマネックス証券によれば次のとおりです。
Basic materials:素材、Consumer cyclical:景気連動型消費財、Consumer(non-cyclical):生活必需品、Energy:資源エネルギー、 Financial:金融、Healthcare:医療、Services:サービス、Technology:ハイテク、Utilities:公益事業
さて、問題はこれらS&P500を構成するセクターのパフォーマンスがどうかということです。
セクターパフォーマンス比較 -1年-

Fidelityによれば、セクターパフォーマンスは次のとおりです。まず1年のリターンをみてみましょう。
ここ1年で、S&P500インデックス自体をアウトパフォームしているのはわずか4つのセクターです。
他のセクターは、S&P500インデックスの足をひっぱっているということです。

3年・5年・10年のセクターパフォーマンスもみてみましょう。
セクターパフォーマンス比較 -3年-
ここ3年で、S&P500インデックス自体をアウトパフォームしているのはわずか2つのセクターです。

セクターパフォーマンス比較 -5年-
表略
セクターパフォーマンス比較 -10年-
表略
セクターパフォーマンスに関する小まとめ
S&P500 インデックスを上回っているのは、3つのセクターです。
他のセクターは当該インデックスの足をひっぱっています。
アンダーパフォーマンスセクターを避け、アウトパフォームしている3セクターに絞って投資すれば、あなたの投資パフォーマンスが向上するということです。

2010-19各年のトータルリターンの落ち込みはS&P500の方が大きい

さて、ここでは、2010年から2019年までの各年のトータルリターンについて、S&P500 とQQQを比較してみましょう。
あなたの「常識」に反して、S&P500のほうが大きく落ち込んでいることがわかります。

VT/SPY/QQQ/VGTの2010-2019年の各年のトータルリターン一覧

表略

そこでQQQ!QQQの構成セクターです。
さて、今回の詳細や続きは、次のnote
目次
S&P500を大きく上回る投資パフォーマンス(トータルリターン)
S&P500には不良(毒饅頭)セクターが多く含まれる
2010-19各年のトータルリターンの落ち込みはS&P500の方が大きい
VT/SPY/QQQ/VGTの2010-2019年の各年のトータルリターン一覧
そこでQQQ!QQQの構成セクター
考察
おまけ:各優良セクター「だけ」に投資できる海外ETF

2020年6月26日金曜日

【爆騰】クラウド6銘柄:ジムクレイマー推奨割高ではないクラウド6銘柄!?

いつも「ジム・クレイマー応援隊」として、充実した米国株関係の投資情報コンテンツを提供してくださっている
Makabeeの米国株【ジム・クレイマー応援ch】
さんのyoutubeチャンネルで↓の動画で、
画像1
コロナ状況下、ステイアットホーム関連として爆上げしているクラウド銘柄の中でも、まだまだ「割高ではないクラウド銘柄6個」を紹介しています。なんと年初来の累積リターンで3倍弱になった銘柄も含まれます。
このコンテンツでは、この動画で取り上げられている6銘柄について分析・検証してみたいと思います。
さて、この動画で行われている具体的な銘柄スクリーニング方法の詳細は、動画そのものをみていただければと思いますが、基本的には「40%ルールとPSRで絞り込み!」をしています。
利益度外視で、市場シェアを取りにいく、もしくは研究開発に積極的に先行投資するなどの理由によりEPSなどがマイナスの成長過程の企業の評価として、PERといった評価手法は使い物にならないととして、Rule of 40%(40%ルール)が使われます。
一般的に「売上高の成長率」+「営業利益率」の合計が「40%以上だといい」「40%より下だと悪い」ということです。
一方、この動画では、修正「Rule of 40%」として、「売上高の成長率+EBITDAマージンがPSR(Price to Sales Ratio)の5倍以上だといい、5倍より下だとイマイチ」としてスクリーニングをしたそうです。


「まだまだ割高ではないクラウド銘柄」6銘柄

この結果、「まだまだ割高ではないクラウド銘柄」として、次の6銘柄があげられています。
6銘柄

VMware, Inc.
Chegg, Inc.
Adobe Inc.
Dropbox, Inc.
salesforce.com, inc.
Livongo Health, Inc.
それでは「まだまだ割高ではないクラウド銘柄」を分析してみましょう。

「まだまだ割高ではないクラウド銘柄」6銘柄の概要


概要
「まだまだ割高ではないクラウド銘柄」6銘柄の年初来リターン
Livongo Health, Inc. は、なんと年初来累積リターン(2020年6月25日時点)で、200%弱と3倍になっています。ほぼわずか6か月の「年初来」ですよ。驚異的なパフォーマンスです。
Chegg, Inc.は同、約69%と1.7倍になりました。
Adobeは同、約31%と1.3倍になりました。
クラウド6リターン
一方、VMware, Inc.は、同、約1%とあまりふるいませんでした。
クラウド関連ETFが、年初来累積リターンで約34%ですから、Livongo Health, Inc.とChegg, Inc.の2つの銘柄は例外として、クラウド関連ETFのCLOU:Global X Cloud Computing ETFを買っておけばよかったのねといえなくもない結果です。
しかしながら、NASDAQのトップ100銘柄に投資する著名なETFであるQQQ :Invesco QQQ Trustの年初来累積リターンが、約15%ということをかんがえると、個別株の投資としては、QQQとの比較でいえば、Livongo Health, Inc.、Chegg, Inc.、Adobe Inc.、Dropbox, Inc.への投資は成功であったといえます。
S&P500との比較ならば、年初来累積リターンの観点からは、6銘柄の何をかっても大成功という結果です。
6銘柄、1Y株価チャート
LVGO Livongo Health, Inc.
CHGG Chegg, Inc.
ADBE Adobe Inc.

DBX Dropbox, Inc.

CRM salesforce.com, inc.
VMW VMware, Inc.

「まだまだ割高ではないクラウド銘柄」6銘柄の売上予測推移と成長率


2020年6月25日木曜日

【爆騰ETF:クラウドETF】CLOUグローバル X クラウド コンピューティング ETF怖いけど、ほしい・・・








【爆騰:クラウドETF】グローバル X クラウド コンピューティング ETF 、惹かれてます。

グローバル X クラウド コンピューティング ETFは、2019年04月12日に設定されたばかりのETFで、

「クラウドコンピューティングの技術を用いてソフトウェア、プラットフォーム、およびインフラの提供を行う企業並びに関連企業への投資を目指し」ており、

「関連企業にはデーターセンター・セクターのREITや、これらを支える最先端のハードウェア企業が含まれ」るETFです。

年明けからのリターンはすさまじいとしか言いようがありません。

なんと、年明けから、累積リターンで約34%!まだ半年ですからね。
いや美しい。

QQQやVGTを大きく上回るパフォーマンスを示しています。


とはいってもQQQは、YTDで約15%と、米国株界隈で人気のあるSPY(VOO)とかVTをぶっちぎるパフォーマンスではあるんです。

CLOUがさらにぶっちぎりすぎなんです。


さて、世の中、うまくできているもので、CLOUは、PERは、皆さんがおびえるぐらいに「割高」に見えます。

                               いや、CLOUのような高評価のETFは、決算内容がアナリスト予想を裏切る場合は、厳しい株価の動きとなりますね。

いや投資したい、いや怖い、でも投資したい、でもやっぱり怖い。

うーん悩みます・・・・。

さて、続きは次の記事で。

2020年6月23日火曜日

【爆上げETF:WFH】次に爆上げするのはテレワーク・在宅勤務ETF?「Work-From-Home」ETF:「WFH」とは!?




テレワーク関連ETF、「Work-From-Home」ETF:「WFH」というのが上場されます。

zaikei.co.jpによれば、ロックダウン地域でMSのクラウド売上775%増したらしいのですが、このように、クラウド銘柄・セキュリティ銘柄などは、コロナ関連・在宅勤務関連で、業績が急上昇しているものが多くなっています。


 ナスダックが14日公表したテレワーク関連銘柄ETFに関するレポートでは、ロックダウンされた地域においてマイクロソフト社のクラウドサービス売上が775%急増したという。またACI Worldwideによる分析では、世界の3月の電子機器販売は、前年比26.6%増加した。


 コロナウイルスの流行は、テレワーク関連在宅勤務関連の企業にとって追い風になっていますね。

別のコンテンツでとりあげたクラウド関連ETFのCLOUなどは日々爆上げ(20200623時点)しています。

さて、このETFは、日本風にいえば在宅勤務ETFってな感じのテーマETFですね。

米国のETF運用会社、Direxion(ディレクション)社が計画しています。

コロナウイルスの影響で在宅勤務を奨励する企業が増える中、注目されます。

どんな銘柄がはいるのでしょうか。

40のテレワーク関連銘柄が対象だとのことです。

ETFが連動する指数「Solactive Remote Work Index」の投資対象は40の企業(ADR含む)。

リモート通信、サイバーセキュリティ、プロジェクト、ドキュメント管理、クラウドテクノロジーなど、在宅勤務に重点を置いたセクターが対象となっています。

インデックスは、合計40の名前で構成され、

クラウドテクノロジー、
サイバーセキュリティ、
オンラインプロジェクトおよびドキュメント管理、
リモートコミュニケーション

の4つのカテゴリからそれぞれ10個ずつ選択されます。

(↓図表出所:thestreet.com)








Zoom、Dropbox、Google、Slack等のほか、多数のサイバーセキュリティ関連企業、

フォーティネット、ファイアアイ、パロアルトネットワークス、プルーフポイント等が組み込まれています。

気になるのは、


The 40 companies that are selected for the final index are then equal-weighted.

インデックスに組み込まれる40銘柄は均等加重なんですよ。

個人的には均等加重はかなり疑問なんですが、客観的に検証したわけではないので、あまり強くは言えません。

そのうち、研究・調査したいと思います。

一応、バックテストの結果もあり、S&P500やQQQをアウトパフォームしているといっています。

まあバックテストがよいからといっても話半分でみないといけませんね。

ある意味、バックテストが良好な結果がでるように、銘柄選択すればいいので、馬鹿でもできます。




Solactive has backtested the index for the past 5 year period. Because of its tech-heavy nature, it easily outdistances not just the S&P 500 but also the major tech indices.The Work From Home index would have returned roughly 150% since the beginning of 2015. Over the same time, the Dow Jones U.S. Technology Index returned about 120% and the Nasdaq 100 gained roughly 105%.

グーグル翻訳すると、
「Solactiveは、過去5年間のインデックスをバックテストしました。技術が重いという性質のため、S &P 500だけでなく、主要な技術指標も容易に上回っています

Work From Homeインデックスは、2015年の初めから約150%を返しました。同時に、ダウジョーンズUSテクノロジーインデックスは約120%を返し、Nasdaq 100は約105%上昇しました。
となりました。

QQQにも勝っているといっているわけですね。

当該サイトによれば、ETFが6月下旬または7月上旬に取引を開始らしいです。

クラウドETF:CLOUの日々の驚くべきパフォーマンスをみているので、こういった種類のETFに最近注目しています。

おりをみて、もう少し詳しく、組入銘柄の分析などをやりたいと思います。

【ABUS】Arbutus、たぶんRoivantに食い物にされるな。モデルナMRNAから金とっても・・・

  https://note.com/hsp_etf_fire/n/n8f88520f6571 【自分の投資のための備忘録】Arbutus Biopharma($ABUS)のモデルナ($MRNA)に対する特許・訴訟ガチャに人生かけてチャレンジ。そのための投資判断資料を集めれるだけ...