2020年8月4日火曜日

【米国経済変調】「焦点:米イールドカーブ、1%割れは時間の問題か」金ETF:GLD・IAU・1540暴騰準備開始】


ありゃりゃ、シナリオ通り進んでおりますな。

わかる人にはわかる、この展開の先に・・・

2020年8月4日 / 14:45 

焦点:米イールドカーブ、1%割れは時間の問題か

出所:ロイター


[ボストン/シカゴ 3日 ロイター] - 米国債利回りの低下が続く中、イールドカーブ全体が1%を下回る可能性が出てきた。
米国では新型コロナウイルスの感染が拡大。連邦準備理事会(FRB)の利上げは遠い先になるとみられている。
アルファ・エコノミック・フォーサイツのチーフエコノミスト、ブライアン・ベテューヌ氏は「FRBは政策金利を無期限にゼロ付近に維持する、と誰もが予想している。このため、30年債利回りは信じがたいほど低い水準になっている」と述べた。
米30年債利回りUS30YT=RRは3日時点で1.25%付近。
トレードウェブは先週、30年債利回りの低下で、イールドカーブ全体が1%を下回る状況が近づいていると指摘した。
ジャナス・ヘンダーソンのグローバル債券共同ヘッド、ニック・マロウトソス氏は「利回りの低下圧力は当面続くだろう。(米国外の債券利回りの水準を踏まえれば)イールドカーブ全体が1%を下回るのは時間の問題だ」と指摘。
「利回りが付くものであれば、どれほど低くても追い求めるという投資家の姿勢の表れだ」と述べた。
米10年債利回りUS10YT=RRが直近で最後に1%を上回ったのは3月20日。先週は終値ベースで史上最低付近に落ち込んだ。20年債利回りは、先月30日に1%を割り込んだ。
トレードウェブはリポートで「(第2・四半期の)米経済が過去最悪のマイナス成長となったことが背景だ」と指摘する。
一部のアナリストは、FRBが今後の国債買い入れで、長期ゾーンの比重を高める可能性があると予想。そうなれば利回りに追加の下落圧力がかかり得る、とトレードウェブは指摘している。
TDセキュリティーズの米金利担当シニアストラテジスト、ゲンナジー・ゴールドバーグ氏は、イールドカーブ全体が1%を下回れば「時代を象徴」する出来事になると予想。「中央銀行がマネーの蛇口を開けて、利回りに低下圧力をかけている」とした上で、これは景気回復に寄与するだろうとの見方を示した。
30年債利回りは過去最低水準には接近していないものの、直近では7月6日に1.48%でピークを付けて以降、着実に低下している。
30年債利回りが1%を下回ったのは、米国で新型コロナ危機が明確になった3月9日のみ。この時はイールドカーブ全体が一時的に1%を下回った。
インフレ調整後の実質利回りも記録的な低水準となっている。10年物のインフレ連動国債(TIPS)利回りUS10YTIP=RRは現在、1%を超えるマイナス。



https://www.youtube.com/watch?v=uKADu5yY-N0

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